夢を見た。
雪山の水田。
雪に覆われている。
私はその水田の畦で、転んだような格好で手足を空に向かって上げています。
ふと左側を見ると、数メートル先に熊がいました。
山に登ろうとしていた熊が、丁度こちらを見ました。
カッチリと私と目が合ったのです。
熊
アッと思った瞬間、熊は私を目がけて畦を走ってきました。
器用に長方形の角を曲がって一目散に私を目がけて走ってきたのです。
私は立ち上がれずああーーーともがいていました。
熊は目の前にきて、2足で立って私を見下ろしました。
熊が手を振り上げました。
するどい爪が見えた。
絶体絶命
ああっ
その時、私の右手が太い枝を触った。
私は迷わずその枝を掴み熊の胸を突きました。
ドスッ
熊はよろめいて少し下がりました。
私は立ち上がり、よろめいた熊をもう一度突きました。
ドスッ
熊はよろよろと後ろに下がり、4つ足になって背中を向けて弱々しく逃げていきました。
一度こちらを振り返りましたが、その表情は悲しそうでした。
夢はここで終わりました。
悪夢で飛び起きてハアーハアーと冷汗はかいていませんでしたけど、実体験のようで怖かったです。
熊が出てきたのにも驚きましたし、熊を木の枝で退治するなんて。
熊と目が合った瞬間も、2足で立って見下ろされた瞬間も、振り下ろす鋭く長い爪も、鮮明に覚えています。
木の枝で突かれてよろよろと背中を向けて歩く熊が、こちらを振り返った悲しそうな表情も、鮮明に覚えています。
何だったの?
夢占いで調べてみました。
熊と戦う夢は、自分が抱えている問題の象徴で、熊と戦うのは問題と葛藤している。
熊が大きくて凶暴であれば問題は複雑だが、戦うことで問題を解決しようとする自分の前向きな気持ちが現れている。
戦いに勝ったのなら葛藤に打ち勝つことができる、と書かれていました。
つまり、問題は乗り越えられるということです。
よっしゃー
更に雪は純粋さや潔白を表していて、基本的には吉夢とされているようです。
またまた、よっしゃー
でも、、、、
待って
私はスピリチュアルで痛い思いをしたから、見えない世界が苦手になりました。
精神や魂、霊、波動、占いやヒーリングなども今は嫌です。
偶然=必然、と考えるのも嫌です。
自分たちの出会いを必然の出会いにして、自分たちを神格化していくのもとても寒気がします。
見えない世界を全否定するわけではありませんが、多額のお金と結びつくケースが多いので、信用を失くしました。
なので、夢占いってどうよ、という疑問が、、、
今度は夢について調べてみました。
<夢とは>
- 睡眠中に記憶が整理されている
- 睡眠中に記憶がリプレイ(再生)されている
- 整理されている記憶が、夢となって出てくる
- 睡眠で記憶が整理される
(NomarkLogより)
夢に暗示や予知能力はないようです。
別にメッセージでも何でもないんだ。
単に自分の記憶なんだ。
夢で見たことに意味を持たせるのは止めよう。
我に返りました。
抱えている問題、、
自分がどれほどこの問題に頭を悩ませているのか。
10のうち9くらいの割合だろうか。
いや、10かもしれない。
どちらにしても、悩み過ぎだと気づきました。
この問題にこだわり過ぎている自分に気付いたのだから、視点を移していきたいと思いました。
私はとても弱かった。
いつも何かに頼ろうとしていた。
現実世界は、優しさだけで溢れていない。
優しさだけで溢れている世界に行きたいと願っても不可能だ。
困難なことはたくさんある、面倒なことばかりだ。
それが嫌で、占いやスピリチュアル、神仏、目に見えない世界に傾いてしまったのだ。
でも、お金を掛けて幸せを掴もうとしても無理なんです。
大切なのはそのままの自分にOKを出すこと。
お金は掛かりません(笑)
いろんなことを経験しながら幸せを感じる気持ちになることです。
メッセージのように思えた夢でしたけど、そうではないと気づいたことは少しは進歩したかもしれません。
気づいて良かった。
この調子
<今の現実>
- 相談するべき行政機関に手続きを済ませています。
- 今後も、正しい手順と手続きを踏んで淡々と取り組んでいきます。
- それでダメなら仕方がないと諦める。
前に進んでる!